2015-10-25

科学実験酒場で電気肉

今日、電気肉なるものを食べてきました。

フェイスブックの『世界の伝統料理と特殊食材を食べる会』というグループに入っているのですが、そこでイベント告知がありました。

電気肉とはなんぞや?

なんでも、肉に電気を通すと美味しくなるらしいです。
詳しくはこちらの記事で。

【実践】スーパーの特価肉に電気を通すと一瞬で美味しくなる!?
http://dailynewsonline.jp/article/992704/

通電した肉は熟成効果でうま味効果のイノシン酸が増えてジューシーになるとかなんとか
言葉ではなんとでも書けますから、これは自分の舌で確かめなくては!ということで、本日のプレオープンに行ってきました。

科学実験酒場(お店の名前です)は東急目黒線 武蔵小山駅から徒歩9分くらいのところにあります。
外観はこんな感じ。


写真の中央に見える階段をのぼって二階に入り、すぐ右側の小スペースのお店が科学実験酒場。
店内にはちょっと変わった小物がいっぱい。

店内が結構暗くて私のスマホでは綺麗に写せませんでしたので、今回の写真のほとんどは他のかたが撮影した写真を許可をとってお借りして掲載しています。ありがとうございます。いつもとは違う綺麗な写真をお楽しみください。

本日のお品書き



電気肉の前に、料理や店内のことをアップします。

私はお酒に強くありませんので烏龍茶を注文。

烏龍茶と付き出し
箸休めのお品


アルコールランプを使ってビーカーポップコーン。


科学実験ぽくていいですね。

後ろで光っているのは飲み物です。



外国のお酒になにか蛍光する物質が入っていて、それがブラックライトに反応するそうです。
とても綺麗でした。

パスタ&キャベツのアンチョビーソースかけ。




今日は電気肉のほかにミラクルフルーツもありました(写真右側のピンク色の実)。


酸味を甘みに変えてしまうというミラクルフルーツ。これを舐めてからレモンを食べるとまるで砂糖をかけたレモンのように甘く感じてしまう不思議なフルーツです。
変化するのは酸味だけですので、肉やレモンの味を損なうことはありません。


店内の様子

 



不思議な異空間です。


さて、電気肉。


電気肉の装置。


これがどのような装置なのかは前述のサイトをご参照ください。

通電準備中の主催者の川口氏。


これから実験が始まります。わくわくする瞬間です。

通電前の鶏胸肉。


変圧器のダイヤルを操作し、通電開始。


電極に接した部分の肉が光っていますね。


そして煙もでています。

最初は変化がなく、数十秒してから光り始めて音がして煙が立ち、数分するとおさまりました。
周りの音が入っていますが動画撮影しましたので、ジジジという通電中の音をお確かめください。


ちなみにこの時の動画の肉は猪肉です。
本日は鶏胸肉と猪肉の二種類ありました。猪肉については別ブログのにゃごにゃのジビエ料理にて。
http://gibier5656.blog.fc2.com/blog-entry-139.html


通電したら出来上がり
ではなく、これは下ごしらえの段階です。

フライパンに肉を移し、未処理の鶏肉と一緒に低温でじっくりゆっくりと加熱調理。
低温で調理したほうが肉が柔らかく仕上がるのです。


鶏胸肉のワイン蒸し、完成です。


通電した肉と未処理の肉の二種類を同じようにワイン蒸しにして、違いがわかるかどうか皆でチェック。(写真の色が違ってみえるのは光線の加減です)
3対6で電気肉のほうが美味しいという結果になりました。
私も食べましたが、肉の食感は明らかに電気肉のほうがよかったです。未処理のほうにタレが少し多めにかかっており、味が濃かったので美味しいと判断されたかたがいらっしゃったのかなと。

電気肉の食感は、柔らかいです。
といってもふわふわとした柔らかさではなく、プリプリとした感じの柔らかさ。
噛み応えがあります。
未処理肉のほうはよくある鶏胸肉のボソボソと硬い食感。同じフライパンでワイン蒸しをしていましたので調理法には違いがありません。

今回は鶏胸肉3回、猪肉1回の計4回食べ比べをしました。
そしてどの回でも電気肉のほうが美味しかったです。驚きました。

一度だけ鶏肉の食感がプリプリしすぎているときがありました。
噛むとなんだかプリンプリンしているのです。その食感が面白くて。
通電時間で違ってくるのかな?通常ではちょっとありえない食感でしたので、また食べてみたいです。


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科学実験酒場が開店するのは日曜日の夜のみ。
今回のプレオープンが終わり、11月1日から営業開始です。
内容や料金は毎回変わるようです。

11月1日は今回の電気肉をさらにバージョンアップして、キルリアン写真の原理を使い、1万3000ボルトで肉を放電させるとのこと。
主催者の川口氏は写真家の谷口氏と一緒に、とても綺麗な写真集を出しています。


オーラ!?不思議なキルリアン写真の世界

今回は家庭用電源の100Vでしたが、11月1日は13000Vで通電。
肉の味がどのようになるか、もしくは焦げてしまうのか、非常に興味あります。


現在はお店のサイト等は未製作のようで、告知はフェイスブックで行っているみたいです。
興味あるかたはフェイスブック内で『科学実験酒場』と検索するか、『世界の伝統料理と特殊食材を食べる会』に入り、情報を得るか、ですね。


お店詳細

科学実験酒場

東京都目黒区目黒本町4-3-14 武蔵小山コレクションハウスビル2F
フロム・ロンドン・カフェ内バースペース「TARUHO」

※フロム・ロンドン・カフェの併設スペース 2F入り口すぐ右手

場所地図




毎週日曜日の夜にテーマを決めて開店するようですので、今後も楽しみなお店だと思います。
店内の雰囲気も不思議空間で面白いので、私もまた遊びに行こうかなと思っています。



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実験的な料理やお店の雰囲気もよいのですが、実は一番気に入ったところがありまして。

お店のお手伝いをしているメイドさん、可愛い♪



高実 茉衣さんというかただそうです。
落ち着いて丁寧な話し方をされる女性でとても気に入りました。
彼女との会話、心が癒されました。
なのでまた行きたいと思います。






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